1章 食欲をそそってみようか / 2章 Pythonインタープリタの使い方

参考書籍 Pythonチュートリアル 第3版
 

1章 食欲をそそってみようか : 出題数 1, 出題率 2.5%

Pythonインタープリタ言語であり、コンパイルもリンクも必要ない。
Pythonで書いたプログラムをC++/Javaと比較すると、
・高水準のデータ型が、複雑な操作を単一文で表記可能
・文のグルーピングがインデントで行われる
・変数や引数の宣言が不要
といった特徴から、プログラムを比較的短く書ける。
Pythonの名前の由来はBBCのテレビ番組から
 

2章 Pythonインタープリタの使い方 : 出題数 1, 出題率 2.5%

2.1 インタープリタの起動
UNIXでは、通常ならpythonは /usr/local/bin/python3.x にインストールされるので、
シェルに python3.x と入力するとインタープリタを起動できる
Windowsでは、C:\python3x にインストールされる。pathが通っていれば python コマンドで起動できる。
インタープリタでEOF(UNIXなら Ctrl+D, Windowsなら Ctrl+Z)を入力することで終了できる。
quit()やexit()でも終了できる。
コマンド行編集機能はreadlineをサポートするシステムで使用でき、
対話型編集、ヒストリ置換、コード補完が行える。
インタープリタ起動時に python -c コマンド [引数] で起動すると、コマンドにある文を実行する。
python -m モジュール名 [引数] で呼び出すと、モジュールを実行する。

2.1.1 引数を渡す
インタープリタに引数を渡すと、文字列のリスト変数argvとなる。
argvはsysモジュールに定義されており、import sys を実行することでargvにアクセスできる。
「-c コマンド」形式では、sys.argv[0]は-cとなり、「-m モジュール名」形式ではsys.argv[0]はモジュールのファイル名となる。

2.1.2 対話モード
対話モードでコマンド入力を促すプロンプトをプライマリプロンプトといい、
>>> で表現される。
継続行には、 ... で表現されるセカンダリプロンプトが表示される
 

2.2 インタープリタとその環境

2.2.1 ソースコードエンコーディング
デフォルトでは、PythonソースコードUTF-8エンコードしてあるものとして扱われる。
他のエンコーディングを使うには、1, 2行目に
#!
# -*- coding: エンコーディング名 -*-
と定義する。
使えるエンコーディングのリストは、ライブラリリファレンスのcodecsの項にある。